レッスン3
<譜面はなぜ重要なのか>
まず譜面の定義が必要ですね。
譜面というのは、全てが書かれているものを指しますので、ここでは、ジャズについてお話ししますので、譜面というより「リードシート」と言った方がいいかもしれませんね。
リードシートは、楽曲の地図であり、絵画であり、演奏者の共通言語です。
リードシートには、必要最小限あるいは最大限の「情報」が書かれています。
プロを自称されているジャズシンガーの方は、ピアノの鍵盤で、コードを押さえることくらいはできるようにしましょう。また「シンコペーション」や、「◯拍目の裏」とかくらいは、キャッチできるようにしたいものです。
音楽を造っていく過程のリハーサルにおいて、同じリードシートで細部を構築するわけですが、シンガーがリードシートすら読めなければリハすらまともにできない状態となるのです。
ちょっと横道にそれますが、現状において、自称プロジャズシンガーの人は、譜面は愚か、リードシートさえも読めない方が多く見受けられます。
全ては、ピアニストをはじめとするプロのサポートミュージシャン任せ。
特に、コードの変化や、リズムの「決め」など、自分が唄う歌のサウンドクリエイトを、センターで唄う者の責任をとても果たすことができない状態の方が、ワンマンのライブなどされることも多々あり、そのライブにミュージックチャージが存在することに、強い違和感を覚えます。
リードシートすら読めない方は、プロではないはずですので、少なくともミュージックチャージの存在意味はありませんので¥0にするべきですね。
え?ミュージシャンへのギャラ?お店の取り分?
それは、当然、シンガーが自腹で払うべきですね。笑 (それに、プロのミュージシャンに対して、事前に定額ギャランティーを提示しているのでしょうか!?チャージバックに付き合わしてませんか!?それで「仲間意識」を共有した気持ちになっておられませんか!?)
厳しいかもしれませんが、ここのところを、なーなーにしているので、今の日本のジャズ界は、音楽の内容も業界全体の発展も沈下していると私は思っています。
プロは、よりプリらしく、アマは、よりアマらしく。
ケジメつけましょう。
今夜は、ちょっと愚痴っぽくなってすみません。m(_ _)m
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