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3月, 2022の投稿を表示しています

コロナと戦争と。。

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今日のブログは、少し文字を大きくして書いてみました。 (自分も含む老眼の方々に少しでも読みやすくなれば幸いです。) 今日は全国的に荒れた天候だったそうですが、京都府宮津市は、昨夜から台風並みの暴風が吹き荒れました。外出はとても危険に感じましたので、一日、家の中でこちょこちょとデスクワーク的なことをやっていました。 4月の東京ツアーの準備もアレンジなどぼちぼち始めています。 4月と5月は比較的エネルギーの必要なスケジュールですでにいっぱいで、6月と7月のライブスケジュールを立てたいのですが、ステルスオミクロン・4回目のワクチンなどなどを予想すると、おいそれとスケジュールを立てることができないですね。 僕の場合、ライブやコンサートを開くにあたってルーチンとしている準備のステップが何段階かあって、決めた日程が延期や中止になるとそれらが全てやり直しを余儀なくされて、事務所はてんやわやになってしまうのです。 さて世界では、戦争の状況が地上波・SNSなどで日々報道されています。 僕はそれらの情報について、慎重に取り扱い、慎重に理解したいと思っています。 映像にしても、昔、僕のプロモーションビデオを撮影してくれた監督が僕に「こうすけさん、今日撮った動画で、こうすけさんを悪人にも善人にも仕立て上げることは簡単ですよ!笑」と言いました。僕は背筋が凍ったのを覚えています。笑  世界の国々や民族には、日本もそうであるように、その歴史や出来事があって今日がありますよね。 それに、それぞれの国と民族で、同じ事象でも解釈が真逆のことも多々あります。(よく聞かれる言葉に「日韓の歴史認識の違い」とかありますし。) 対立する国や民族が、歴史をどこまで遡って善悪をぶつけ合うのかも認識が異なるはず。 それによって、どっちが先に手を出したのかも認識が違うはず。 さらには、本当に驚くべきことに、真実が決して一つではないこともありうるのが国際社会だと感じています。 そして、日本から遠く離れた地域の歴史など知らないことが多いと思うんです。ウクライナとかロシアの細かい事、日本では事情がよくわからないですよね。 ですから、僕は、国と国の争いの場合、どちらに正義があるのかは、判断がつきません。 言えることは、「人を殺すこと」「人を殺させること」すなわち「戦争」はダメだ!という事だけです。 そして、僕は、その普遍的な価

魔法の黄色い靴

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今日は午前中、僕より5つくらい?年下の男性のレッスンでした。 彼は市民の安全を守る仕事に従事していて、定年も近づく中、音楽や農業などをすごく頑張って第二の人生の設計を着々と進められており、僕は尊敬しています。 彼は、かつて一世を風靡したバンド「チューリップ」が大好きでして、今レッスンしているのは、そのデビュー曲「魔法の黄色い靴」なんです。 それをピアノで弾き語りをしたい!とのご本人の希望で! 変拍子あり、転調ありのこの曲、なかなか大変なんですが。(^_^;) その難曲を、譜面も読めず、ピアノ経験のない彼には当然とても大変なことなんですが、とっておきの「誰にでも弾けるピアノ」のウルトラCで、楽しくレッスンしています。 どんなウルトラCなのかは企業秘密です〜!笑 年配で、ピアノ経験のない方が、趣味で楽しく弾けるようになりたいという場合、あまり基礎練習ばかりですと続かないですし、かといって、つまらない指のトレーニングも丸っきし省くわけにもいかず。。。 楽なことと、めんどくさくて面白くないことを、いかに、バランス良く練習していただくかが腕の見せ所ですね。笑 ※画像は記事とは関係ございません。 昨夜、呑みに行ってた宮津の「トップロープ」というBARです。 プロレスラー(覆面)の方がされてるんですよ〜。笑

ブルーノート

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「ならまち」にある老舗ライブハウス「ブルーノート」で3月19日に僕のQuintetで出演させていただきました。 このライブハウスが、まだ京都市内にあった時、一度だけ出演したのですが、奈良に移転してからは初めてでした。 僕は40代と50代の頃は、阪神間のお店を中心に演奏の仕事をしていましたが、地域柄でしょうか、ボーカリストを中心に仕事が回っている感じでしたし、集客はボーカリスト頼みという側面などを感じていました。 ボーカリストは女性がほとんどですので、ライブは自ずと華やかになります。 これはこれで、お店もボーカリストもミュージシャンも、そのビジネスモデルの中で諸々が成立しているわけですからいいと思います。 しかし、 それは僕が学生の頃のジャズシーンとは似ても似つかない状況だと感じています。 時代が変わった、で片付けることは簡単ですが、 今は、さまざまな理由で、ジャズがとても身近ですね。 かつてジャズは、 崇高で哲学的で論理的で難解で音楽的で芸術的で、聴く者を圧倒する「音楽のエネルギー」の塊でした。 僕にとってジャズミュージックは、おいそれと生半可な気持ちや努力、レベルでは、近づくことのできない 聖域 だったのです。(もちろん今もこの想いは変わりません。) 僕は、還暦数年前に、いわゆる「お店の仕事」は全て辞めました。 ジャズに対する畏敬の念を失いそうになったからです。 僕は自分をつくづく不器用だと感じています。笑 うまくバランスをとって頑張っているミュージシャンは山ほどいるのですが。。 僕は、今、その主戦場を「ホールコンサート」においていますが、ごく少数ですが、 僕が惚れ込んだライブハウスやお店 に出演させていただいています。 先日、ブルーノートに出演させていただいて強く感じたことがあります。 ここは、 出演者もお客様も、ホンマモンかどうか、炙り出される! って。 ここで演奏するには、 音楽に、エネルギーとオリジナリティーとメッセージが必要だ! って。 学生時代に持っていたジャズに対する「情熱と畏敬の念」を、演奏中に思い出して胸が熱くなりました。 ブルーノートはまさに僕が求めていたライブハウスだったのです。 ここ奈良のブルーノート、盛岡のK、名古屋のS、神戸のC、明石のP、岡山のT、広島のL、高松のS、松山のG、那覇のS、北谷のMなどなど、思いついただけを列挙しましたが

アンサンブルは楽しい 

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ジャズアンサンブルをやっていく中で、人の世全体にも当てはまることを感じています。 それは 「他者に寄り添う」 と言うことです。 ご承知の通り、ジャズアンサンブルは、アンサンブルを構成するミュージシャンが「アドリブソロ」をします。 アドリブソロをしているソリスト以外(特にリズム隊)は、バッキングをするわけですが、ソリストは時に奔放に「アウト」したり、歌物でもモーダルなスケールに基づくソロをします。 そんな時、 ついていってあげようよ。 フロントが何をしようと、我関せずは良くないと思いますね。 シンガーも、人のソロの時、全く聴いていないなー 、と感じることは多々ありますね。笑) ジャズのアンサンブルは、 バンドみんなでウインドウショッピングをしているようなもの です。 1人が、こっちの店でいいネクタイを見つけたら、みんなも「どれどれ」って見に行ってあげる。 そしてまた別の人が、別の店で、カッコいい上着を見つけたので、 またみんなが「おー、いいじゃん」って見に行ってあげる。 しかしながら、 音楽的に他者に寄り添うには、実は、相当な 「耳」「知識」「技術」 が必要です。 寄り添うためにも、勉強を積まなければならないですね。 「 いつでも」「どこでも」「誰とでも」「笑顔で」「寄り添う」 ことが アンサンブルには不可欠ですね。 アマチュアの方のセッションに参加すると、 ごく稀ですが「自分が、自分が」的な立ち振る舞いと演奏をされる方をお見受けします。 僕も含めて、ミュージシャンは、技術の未熟さを凌駕する「心」が必要ですね。 これらのことは、人の世にも通じてるように感じています。 「音楽」は「人」である所以ですね。 ※ 画像は 10 年前のものです。彼はこの 4 月から高校生。 素晴らしい少年であり、ピアニストです。

レッスン6

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<Swingって何?> 「イエ〜イ!めっちゃスイングしてるやん!」とかおっしゃるお客様、ライブでたまに見かけますよね。 この言葉から、演奏を気に入ってもらえてる、って感じるし、演奏する側は、めちゃ嬉しいですよね! ここではその「スイング」って何なのか考えてみようと思います。 スイングの定義、ボクは観点が2つあると思っています。 一つは「感覚的」な観点、そしてもう一つは「理論的」な観点です。 「感覚的」な観点ですが、これはもう演奏を聴いた人が、言葉で表せなくても 「スイングしてる!」って感じたら、それでいいやん!なんです。爆) 一方、「理論的」(数学的)に定義してみますと、 拍には「表と裏」があります。 4分音符1拍を「表と裏」に分割しますと、8分音符が2つとなって、一つは2分の1ですよね。 次に、4分音符1拍を「1拍3連」3分割します。 するとその一つは3分の1ですよね。 「2分の1」と「3分の1」のタイム差は「6分の1」となり、 このタイム差こそが「スイング」と定義されるのです。 ただ、こんなことは、意識して演奏するものではありません。 ジャズは喜怒哀楽や情熱そして冷静を持って演奏されますので、その時々で、さまざまな局面があり、スイングする時もあれば、しない時もあります。演奏する人は自分が信じることを演ればいいでしょね。 で、とわ言え、スイング感を会得したい人は、先ほどの理論的な定義の理解に加え、たくさんの名演奏を聴いて聴いて聴き倒して、身体の中に染み込ませましょう。

天佑庵ピアノホール

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 生後間もない頃から中2まで過ごした京都府宮津市に、兵庫県西宮市から2020年に移住!?(帰郷!?)しました。 そして古い町屋を改装して 「天佑庵ピアノホール」 を作りました。 目玉は、 1924年製のニューヨークスタインウエイA3。 2000年代に製造された粗悪なスタインウエイとは比べ物にならない凄い 「深みのある音」 です。(でもきっと「弾く人を選ぶ」楽器だと感じています。) コロナのため、柿落とし公演未だ出来ずです。 柿落としは、宮津ではなかなか聴けないクラシックの演奏家、そしてジャズの演奏家をブッキングするつもりです。 乞うご期待! コロナが落ち着くのは、治療薬次第だと思っており、今年中には何とか柿落とし公演ができるような気がしています。 で、昨日、表玄関横のお地蔵さんの花壇に 「馬酔木」 (アセビ・アシビ)が植わりました。 春も目の前! 今年は「いい音楽」を皆さんと演りたいし、聴きたいですね。

夜な夜な噺だし。。。

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 このブログのタイトルは「夜な夜な噺」だから「夜な夜な」なんか喋らんとね!笑 忘れないうちに書いときますが、、 読者の皆様からの 「コメント」欲しいわ〜! 頼みますー。 それにしてもコロナのおかげで、、、 仕事はほぼ0になるわ、 失った人間関係 もあるわ、、、。 ホンマ最低やね。 この際、何でもかんでも コロナのせいにしときましょ!爆 まー、でも、いろんなことが 「炙り出された」 感じがして、実は、コロナの期間は、ボクにとってはけっこう貴重な期間になっています。 それと、何といっても、音楽を熟成させたり、基礎練習したりじっくり考えて向き合うことができています。 毎日毎日、どこかでライブがあった時は、音楽を「ちぎっては投げ、ちぎっては投げ」してる感じがあって、それが凄いストレスでしたね。 コロナが明けたら、ボクが宮津でやってる 「天佑庵ピアノホール」の柿落とし公演 を打ちたいし、 全国ツアー「音魂の旅」も再開 して、少なくとも、仙台・福島・岡山・広島・沖縄はすぐにでも飛んで行きたいですね。 梅雨の頃には、 治療薬が出回っていると嬉しいなー。

レッスン5

<演奏現場において使用頻度の高い音楽用語・慣用的用語・譜面情報〜その2〜> 用語は現場で使ってくださいね。 5)用語と記号について ・Verse=前歌=Tempo Rubatoで歌うことが多いです。 ・Intro=イントロ=曲本編に入る前の前振りですね。 ・Chorus=コーラス=曲本編です。 ・Interlude=間奏 ・Ending=曲を終えるための部分 ・フェルマータ=定量時間の延長 ・rit(リット・リタルダント)=テンポを次第に落とす ・循環進行=1度ー6度ー2度ー5度ー3度ー6度ー2度ー5度の進行 ・逆循=循環進行の中の3度ー6度ー2度ー5度の部分 ・Riff=リフ=本来は「リフレイン」(繰り返し)のことですが 「セカンドリフ」などと言うように、メロディそのものを指すこともあります。 ・セーニョマーク=どんな記号か調べてみてください。 ・D.S.=ダル・セーニョ(セーニョマークに飛ぶ) ・codaマーク=どんな記号でしょう!? ・coda=コーダマークに飛ぶ ・リピート記号=こりゃわかりますよね。 ・fine=フィーネ(終わり) ・bis(ビス)=2回(イタリア語)←繰り返す時によく使う ・ter(テル)=3回(イタリア語)←あまり使わないな〜。 ・quater(クアテル)=4回(イタリア語)←ほぼ使わんわ。 ・ト音記号、へ音記号・ハ音記号=調べてね!笑

レッスン4

  <演奏現場において使用頻度の高い音楽用語・慣用的用語・譜面情報〜その1〜> ここではリードシートやリハーサルでよく使われ、知っておきたい用語を羅列しますね。 知っておくと、さまざまなことがスムースにいきますよ〜。 1)速さ ・ ♩= 60.ca   ( ca は circa (チルカ)の略で「約」の意味)   ♩= 60 は時計の秒針の速さ ・ Up tempo/Medium/Slow など 2)リズム ・ Swing/Ballad/Bossa/Samba/Latin/8/Afro などなど。 3)音符 ・ ♩ → 四分音符、♪ → 八分音符 三連符・休符は調べてみてください。 4)「4分の4」の譜面を演奏する時 ・ in2 で読む= 2 拍ずつリズムをとる ・ in4 で読む=譜面のまま ・ Double Time =倍= 8 分音符で 8 拍のリズムをとる

趣味は何?

自分の趣味がなんなのかよくわかりません。笑 音楽は仕事だから趣味とは言えないし。。 映画?読書?釣り?好きですが趣味といえるほど深めてないしな〜。 趣味は遊びであり、遊びには時間もお金もたくさんかけて全力投球したいですよね。 あ 、ひょっとして「運転」とか「クルマ」かな〜。 でも乗ってるのは軽自動車だしなー。笑 実用の道具とみてる割には、タイヤを太くしたい!とか、ワッペン貼りたいとか思うし、毎週最低 250Km は運転しても全然苦にならないし。 時間とお金がかかってるので、これからは趣味をきかれたら「クルマと運転」って答えよう!笑 あと、時間とお金という観点からみると、カバンと靴も趣味だ〜!笑

ならまちのブルーノート

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3月19日に久しぶりに奈良で演奏することになっていて、めちゃ楽しみです。 19日は東大寺二月堂のお水取りも終わっていて、ぼちぼち桜の開花便りもあるかもです。 とにかく春の奈良を感じたいです。 今回演奏する「ブルーノート」は、以前は京都市内にあった老舗です。 京都にあったときに出演したことがあります。 すごく芯のある、丁寧なブッキングをされているのが印象的で大好きな小屋です。 この日は、僕のモダンジャズクインテットでの演奏で、 Bs/中嶋明彦・Ds/塩入基弘・Tp/藤井美智・As/西村貴行のメンバーです。 クールなモダンやバップに、僕のオリジナルも加えたセットリストになると思います。 皆様、春の奈良にぜひお越しくださいね。 ※ フライヤーの僕の写真は今とは別人です。笑) 悪しからず、ご了承くださいね。

レッスン3

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<譜面はなぜ重要なのか> まず譜面の定義が必要ですね。 譜面というのは、全てが書かれているものを指しますので、ここでは、ジャズについてお話ししますので、譜面というより「リードシート」と言った方がいいかもしれませんね。 リードシートは、楽曲の地図であり、絵画であり、演奏者の共通言語です。 リードシートには、必要最小限あるいは最大限の「情報」が書かれています。 プロを自称されているジャズシンガーの方は、ピアノの鍵盤で、コードを押さえることくらいはできるようにしましょう。また「シンコペーション」や、「◯拍目の裏」とかくらいは、キャッチできるようにしたいものです。 音楽を造っていく過程のリハーサルにおいて、同じリードシートで細部を構築するわけですが、シンガーがリードシートすら読めなければリハすらまともにできない状態となるのです。 ちょっと横道にそれますが、現状において、自称プロジャズシンガーの人は、譜面は愚か、リードシートさえも読めない方が多く見受けられます。 全ては、ピアニストをはじめとするプロのサポートミュージシャン任せ。 特に、コードの変化や、リズムの「決め」など、自分が唄う歌のサウンドクリエイトを、センターで唄う者の責任をとても果たすことができない状態の方が、ワンマンのライブなどされることも多々あり、そのライブにミュージックチャージが存在することに、強い違和感を覚えます。 リードシートすら読めない方は、プロではないはずですので、少なくともミュージックチャージの存在意味はありませんので¥0にするべきですね。 え?ミュージシャンへのギャラ?お店の取り分? それは、当然、シンガーが自腹で払うべきですね。笑 (それに、プロのミュージシャンに対して、事前に定額ギャランティーを提示しているのでしょうか!?チャージバックに付き合わしてませんか!?それで「仲間意識」を共有した気持ちになっておられませんか!?) 厳しいかもしれませんが、ここのところを、なーなーにしているので、今の日本のジャズ界は、音楽の内容も業界全体の発展も沈下していると私は思っています。 プロは、よりプリらしく、アマは、よりアマらしく。 ケジメつけましょう。 今夜は、ちょっと愚痴っぽくなってすみません。 m(_ _)m

レッスン2

<音楽ジャンルについて> 「音楽にジャンルはない。垣根はない。」という言葉は、ある側面(聴き手の心の有り様や感動というキーワード)から見ると正しいと言えますね。クラシックでもジャズでも感動する演奏はあります。しかし、下記の要素を勘案した側面から見ると「音楽には厳然とジャンルがある。」と言えるでしょう。 分類方法はいくつもありますが、ここでは (A)音楽的・(B)歴史的・(C)地域的(民族的)の3つ要素のうち、 (A)の音楽的なジャンル分けに基づいて、読者の皆さまにとって必要かつ身近なジャンルについてその違いと共通性について説明したいと思います。 邦楽(雅楽等)を除く 「クラシック」「ジャズ」「ロック」「ラテン」の4つに分類してみます。 これらは、意外なことに共通の理論に基づいて構築されています。というか、理論は後付けですので、洋楽の共通言語としての理論が構築されてますね。 で、それら理論の使用部分と使用頻度に、ジャンルによって偏りが自然に発生し、「音楽の3要素」(メロディー・ハーモニー・リズム)が異なるため、ジャンルの違いを感じるのです。 クラシック以外の3ジャンルの音楽、中でもとりわけジャズは、演奏中あるいは演奏前に、多くの理論を使用します。感性や情熱と理論が無意識のうちに融合され、演奏となって具現化された時に素晴らしい音楽となります。 さて、クラシックですが、初期は即興演奏だったものを採譜したものもあるようですね。特にバッハはジャズとして演奏されることも多々あるくらいです。 では、歌謡曲・演歌・J-POPは、どうでしょうか!? 上記4ジャンルを融合したものと言うことができます。 ですから、歌謡曲・演歌・J-POPのサポートミュージシャン・アレンジャーは、多くの理論を駆使できるジャズ系出身のミュージシャンが多いですね。 ジャンルによる理論の使用場所や、演奏や歌唱の方法論の違いを理解することは、初期の段階では知識として必要なことだと思います〜。

レッスン1

この「レッスン」というカテゴリーでは、音楽のごくごく初歩的なお話を気楽にしていこうと思います。 ここで取り扱う「音楽」というのは、人によって意見の違いや見解の相違が激しい部類の芸術かもしれません。でもそれは当然ですよね。 私は、私の経験と研究に基づいて感じたことを皆様にお伝えしますね。 ですから、議論をするつもりはありませんのでご了承くださいね。 ジャズの愛好家の皆さんは、様々な音楽歴を持った人、音楽経験がない人、アマチュアでライブを楽しんでいる人、プロとして各ジャンルで活躍されてる人など色々な背景を持った方々が「少しでも上手くなりたい」一心で日夜頑張っておられると思います。 その願望の達成に必要なスキルは「動機・手段・目的・目標」が明確であればあるほど上達は速くなるでしょう。これらにはもちろん普遍的な正解はなく、各自みな異なって当然です。 人生経験豊富な読者の皆さんのことですから、どうすることが良いかは自ずと判断し行動していただけると確信いたします。 このブログレッスンでは、皆さんがライブ現場で、アンサンブルを行うために、円滑に他のミュージシャンと演奏するために最低限必要な項目を皆さんにお届けできれば幸いです。 「遊びや楽しみ」目的でも「ライブ開催」目的でも、「プロ」目的でも、世界のどこに行っても、様々な人々と一緒に楽しく音楽ができるようになれば素敵ですね。 レッスン2以降をお楽しみに。

僕のジャズ1

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クラシックを3歳から17歳までやってきたのですがジャズに転向しました。 クラシックでダイナミクスを指定されるのが嫌だったのです。自分はここはピアニシモで弾きたいのに、譜面にはフォルテと書いてあったりすることが納得できなかったんですね〜。 今は、それは自分の我儘だったと感じていますが、その時は、かっこよく言えば「より自由を求めて」ジャズに行った、って感じでした。しかし、後年、クラシックの重要性を痛感し、ジャズをより深めるためにも、クラシックを再度学ぶためにドイツに渡りました。 ジャズは独学でスタートし成人して随分時間が経ってから師匠につきました。スタートが独学だったことがとても良かったと今思えています。 演奏で何が行われているか、また、その思想と本質はなんなのか、悩み苦しみ抜いたことが、本当に良かったと感じています。後付けで正しい理論と照らし合わせたときに自分の悩みが無駄ではなかったと思えました。 今は、クラシックとジャズ両方の素晴らしさと奥深さを感じ、遅咲きではありますが、音楽を仕事にしたことをつくづく良かったと思っています。 ※画像は「金谷康佑 Modern Jazz Quintet」(Bs/中嶋明彦・Ds/塩入基弘・Tp/藤井美智・As/西村貴行)

ひっそり(笑)とブログを始めます。

 音楽のことを少しづつ語っていこうかと思います。 このブログは、Twitterと連動させて、ちびちびと書き溜めていこうと思います。 まだ使い方がよくわかりませんので、マゴマゴすると思いますが、気長に応援してください。 このGoogleのBloggerは、無料なのに広告が表示されたりしないところがいい感じですね。 いろんなことができるみたいなので、気長に少しづつ勉強していきます。  このブログでは、様々なカテゴリーの文章を発信していくつもりですが、「ジャズ」のカテゴリーでは忌憚の無い意見を発信して、読者の皆さんに少しでも参考になれば、と思います。 カテゴリーは 「日記」(本音) 「ジャズ」 「音楽全般」 「レッスン」(このブログ上でのレッスン) 「ピアニストへ」 「シンガーへ」 「コンサート情報」 になると思います。 皆様からの、コメントを心よりお待ちしています。 ▶︎Twitter https://twitter.com/kousuke0917 ▶︎公式ホームページ https://course-k.jp/