映画「ラストメッセージ」を観ました!

上松道夫監督のドキュメンタリー映画

「ラストメッセージ”不死身の特攻兵”佐々木友次伍長」

を去る5月7日、大阪府茨木市で観てきました。


9回出撃し生還した特攻兵の生々しい証言の映画でした。


東京にお住まいの上松監督は、ボクの京都妙心寺でのコンサートや南青山マンダラでのコンサートにご夫婦でご来場くださって、ボクの音楽を聴いて下さいました。


ボクは上松監督のこの映画をなんとか観る機会はないものかと思っていましたところ、大阪の茨木市で上映されることを知り、ようやく観ることができたのです。


上松監督は、ボクより10歳年長。

テレビ朝日で「ニュースステーション」をご担当されていて、「報道ステーション」を立ち上げられた方です。


この映画は「戦争が人を狂わせてしまう」「国の為に自分が無くなってしまう」ことを、佐々木さんの病床での生々しい証言を引き出しています。


元特攻兵から戦争の記憶を引き出すことはとても難しいはずなのですが、上松監督とディレクターの御手洗志帆さんは、実に誠実に、そして巧みに、見事に引き出されました。


また、そのインタビューの中で「フィリピンで、日本軍に連れて行かれていた2人のフィリピン人女性を逃してあげた」という証言もあり、外国の一般の女性の強制的な連行があったことを知り、衝撃を受けました。


現在、ロシアがウクライナに侵攻し「日本にとっても対岸の火事ではない」との世論を多く聞くようになっていますが、やはり戦地では人は「異常な心理状態」になってしまう。


「戦争だけはやってはいけません」


ボクと杉田あきひろの「The NEO」からの戦争に反対するメッセージ曲は、「脱走兵」「リリーマルレーン」「或る兵士の唄」です。

ぜひコンサートやライブで聴いてほしいです。


最後に、当日配布された資料集の中から、この映画の参考文献や推薦書を掲示しておきたいと思います。


(1)「陸軍特別攻撃隊」上・下巻 高木俊朗著

    新版1983年8月1日 文藝春秋刊

(2)「陸軍特別攻撃隊史」生田惇著 

    昭和52年12月20日 ビジネス社刊

(3)「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したのか」

    鴻上尚史著 2017年11月20日 講談社現代新書刊

(4)「レイテ戦記」大岡昇平著

    1971年 中央公論社刊

(5)「山中放浪」今日出海著

    1978年 中央公論社刊

(6)「特攻隊振武寮 帰還兵は地獄を見た」

    大貫健一郎・渡辺考 著 

    2018年8月30日 朝日文庫刊

(7)「語られざる特攻基地・串良 生還した「特攻」隊員の告白」

    桑原敬一著2006年8月10日文春文庫刊

(8)「「雪風」に乗った少年 十五歳で出征した海軍特別年少兵」

    西崎信夫著・小川万海子 2019年2月10日 藤原書店刊 

(9)「100歳・98歳の兄弟が語る 特攻最後の証言」

    岩井忠正・岩井忠熊著 2020年8月30日 河出書房新社刊

(10)「「特攻」と日本人」保阪正康著

    2005年7月20日講談社現代新書刊

(11)「戦争は女の顔をしていない」

    スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ著 

    2016年2月16日 岩波現代文庫刊


画像は、上映後の上松さんの講演の様子です。



コメント

  1. この「ラストメッセージ」は昨年12月に新開地のアートビレッジで上映された時に見ました。幼馴染のお父様が特攻隊の生き残りであったりご近所に出撃後アメリカ軍による爆撃によって足に大怪我負われた方がおられましたが、一度もお話を聞く機会に恵まれませんでした。私たちが知らない事実がたくさんあり、戦争は人を狂気にしてしまうのだということをこのドキュメンタリーを通して知りました。世界中から紛争や戦争が一日も早く消え去るように祈るばかりです。

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