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アンサンブルは楽しい 

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ジャズアンサンブルをやっていく中で、人の世全体にも当てはまることを感じています。 それは 「他者に寄り添う」 と言うことです。 ご承知の通り、ジャズアンサンブルは、アンサンブルを構成するミュージシャンが「アドリブソロ」をします。 アドリブソロをしているソリスト以外(特にリズム隊)は、バッキングをするわけですが、ソリストは時に奔放に「アウト」したり、歌物でもモーダルなスケールに基づくソロをします。 そんな時、 ついていってあげようよ。 フロントが何をしようと、我関せずは良くないと思いますね。 シンガーも、人のソロの時、全く聴いていないなー 、と感じることは多々ありますね。笑) ジャズのアンサンブルは、 バンドみんなでウインドウショッピングをしているようなもの です。 1人が、こっちの店でいいネクタイを見つけたら、みんなも「どれどれ」って見に行ってあげる。 そしてまた別の人が、別の店で、カッコいい上着を見つけたので、 またみんなが「おー、いいじゃん」って見に行ってあげる。 しかしながら、 音楽的に他者に寄り添うには、実は、相当な 「耳」「知識」「技術」 が必要です。 寄り添うためにも、勉強を積まなければならないですね。 「 いつでも」「どこでも」「誰とでも」「笑顔で」「寄り添う」 ことが アンサンブルには不可欠ですね。 アマチュアの方のセッションに参加すると、 ごく稀ですが「自分が、自分が」的な立ち振る舞いと演奏をされる方をお見受けします。 僕も含めて、ミュージシャンは、技術の未熟さを凌駕する「心」が必要ですね。 これらのことは、人の世にも通じてるように感じています。 「音楽」は「人」である所以ですね。 ※ 画像は 10 年前のものです。彼はこの 4 月から高校生。 素晴らしい少年であり、ピアニストです。

レッスン6

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<Swingって何?> 「イエ〜イ!めっちゃスイングしてるやん!」とかおっしゃるお客様、ライブでたまに見かけますよね。 この言葉から、演奏を気に入ってもらえてる、って感じるし、演奏する側は、めちゃ嬉しいですよね! ここではその「スイング」って何なのか考えてみようと思います。 スイングの定義、ボクは観点が2つあると思っています。 一つは「感覚的」な観点、そしてもう一つは「理論的」な観点です。 「感覚的」な観点ですが、これはもう演奏を聴いた人が、言葉で表せなくても 「スイングしてる!」って感じたら、それでいいやん!なんです。爆) 一方、「理論的」(数学的)に定義してみますと、 拍には「表と裏」があります。 4分音符1拍を「表と裏」に分割しますと、8分音符が2つとなって、一つは2分の1ですよね。 次に、4分音符1拍を「1拍3連」3分割します。 するとその一つは3分の1ですよね。 「2分の1」と「3分の1」のタイム差は「6分の1」となり、 このタイム差こそが「スイング」と定義されるのです。 ただ、こんなことは、意識して演奏するものではありません。 ジャズは喜怒哀楽や情熱そして冷静を持って演奏されますので、その時々で、さまざまな局面があり、スイングする時もあれば、しない時もあります。演奏する人は自分が信じることを演ればいいでしょね。 で、とわ言え、スイング感を会得したい人は、先ほどの理論的な定義の理解に加え、たくさんの名演奏を聴いて聴いて聴き倒して、身体の中に染み込ませましょう。

天佑庵ピアノホール

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 生後間もない頃から中2まで過ごした京都府宮津市に、兵庫県西宮市から2020年に移住!?(帰郷!?)しました。 そして古い町屋を改装して 「天佑庵ピアノホール」 を作りました。 目玉は、 1924年製のニューヨークスタインウエイA3。 2000年代に製造された粗悪なスタインウエイとは比べ物にならない凄い 「深みのある音」 です。(でもきっと「弾く人を選ぶ」楽器だと感じています。) コロナのため、柿落とし公演未だ出来ずです。 柿落としは、宮津ではなかなか聴けないクラシックの演奏家、そしてジャズの演奏家をブッキングするつもりです。 乞うご期待! コロナが落ち着くのは、治療薬次第だと思っており、今年中には何とか柿落とし公演ができるような気がしています。 で、昨日、表玄関横のお地蔵さんの花壇に 「馬酔木」 (アセビ・アシビ)が植わりました。 春も目の前! 今年は「いい音楽」を皆さんと演りたいし、聴きたいですね。

夜な夜な噺だし。。。

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 このブログのタイトルは「夜な夜な噺」だから「夜な夜な」なんか喋らんとね!笑 忘れないうちに書いときますが、、 読者の皆様からの 「コメント」欲しいわ〜! 頼みますー。 それにしてもコロナのおかげで、、、 仕事はほぼ0になるわ、 失った人間関係 もあるわ、、、。 ホンマ最低やね。 この際、何でもかんでも コロナのせいにしときましょ!爆 まー、でも、いろんなことが 「炙り出された」 感じがして、実は、コロナの期間は、ボクにとってはけっこう貴重な期間になっています。 それと、何といっても、音楽を熟成させたり、基礎練習したりじっくり考えて向き合うことができています。 毎日毎日、どこかでライブがあった時は、音楽を「ちぎっては投げ、ちぎっては投げ」してる感じがあって、それが凄いストレスでしたね。 コロナが明けたら、ボクが宮津でやってる 「天佑庵ピアノホール」の柿落とし公演 を打ちたいし、 全国ツアー「音魂の旅」も再開 して、少なくとも、仙台・福島・岡山・広島・沖縄はすぐにでも飛んで行きたいですね。 梅雨の頃には、 治療薬が出回っていると嬉しいなー。

レッスン5

<演奏現場において使用頻度の高い音楽用語・慣用的用語・譜面情報〜その2〜> 用語は現場で使ってくださいね。 5)用語と記号について ・Verse=前歌=Tempo Rubatoで歌うことが多いです。 ・Intro=イントロ=曲本編に入る前の前振りですね。 ・Chorus=コーラス=曲本編です。 ・Interlude=間奏 ・Ending=曲を終えるための部分 ・フェルマータ=定量時間の延長 ・rit(リット・リタルダント)=テンポを次第に落とす ・循環進行=1度ー6度ー2度ー5度ー3度ー6度ー2度ー5度の進行 ・逆循=循環進行の中の3度ー6度ー2度ー5度の部分 ・Riff=リフ=本来は「リフレイン」(繰り返し)のことですが 「セカンドリフ」などと言うように、メロディそのものを指すこともあります。 ・セーニョマーク=どんな記号か調べてみてください。 ・D.S.=ダル・セーニョ(セーニョマークに飛ぶ) ・codaマーク=どんな記号でしょう!? ・coda=コーダマークに飛ぶ ・リピート記号=こりゃわかりますよね。 ・fine=フィーネ(終わり) ・bis(ビス)=2回(イタリア語)←繰り返す時によく使う ・ter(テル)=3回(イタリア語)←あまり使わないな〜。 ・quater(クアテル)=4回(イタリア語)←ほぼ使わんわ。 ・ト音記号、へ音記号・ハ音記号=調べてね!笑

レッスン4

  <演奏現場において使用頻度の高い音楽用語・慣用的用語・譜面情報〜その1〜> ここではリードシートやリハーサルでよく使われ、知っておきたい用語を羅列しますね。 知っておくと、さまざまなことがスムースにいきますよ〜。 1)速さ ・ ♩= 60.ca   ( ca は circa (チルカ)の略で「約」の意味)   ♩= 60 は時計の秒針の速さ ・ Up tempo/Medium/Slow など 2)リズム ・ Swing/Ballad/Bossa/Samba/Latin/8/Afro などなど。 3)音符 ・ ♩ → 四分音符、♪ → 八分音符 三連符・休符は調べてみてください。 4)「4分の4」の譜面を演奏する時 ・ in2 で読む= 2 拍ずつリズムをとる ・ in4 で読む=譜面のまま ・ Double Time =倍= 8 分音符で 8 拍のリズムをとる

趣味は何?

自分の趣味がなんなのかよくわかりません。笑 音楽は仕事だから趣味とは言えないし。。 映画?読書?釣り?好きですが趣味といえるほど深めてないしな〜。 趣味は遊びであり、遊びには時間もお金もたくさんかけて全力投球したいですよね。 あ 、ひょっとして「運転」とか「クルマ」かな〜。 でも乗ってるのは軽自動車だしなー。笑 実用の道具とみてる割には、タイヤを太くしたい!とか、ワッペン貼りたいとか思うし、毎週最低 250Km は運転しても全然苦にならないし。 時間とお金がかかってるので、これからは趣味をきかれたら「クルマと運転」って答えよう!笑 あと、時間とお金という観点からみると、カバンと靴も趣味だ〜!笑