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TheNEO旗揚げライブのこと

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4月16日に南青山マンダラで開催しました「The NEO Start Up LIVE」に、ご来場及びご視聴くださいました皆様、また、全国で心の応援をしてくださいました皆様、 本当にありがとうございました! 「愛と信頼と平和」 で満たされた感動のライブとなりました。 ゲストとしてご出演くださいました青木英美・伊藤アイコ・上川ひろみのお三方と、サポートをしてくださいました渡辺剛・金子健のお二方には、心より厚く御礼申し上げます。 また、会場の「南青山マンダラ」の津山さんはじめ全てのスタッフの皆さんにも厚く御礼申し上げます。 最高のサポートをしていただいたと感じております。 相棒の杉田は、 人の心に染み込む素晴らしい歌唱をしてくれました。 ライブには、 音楽界・芸能界など多種多彩なお客様がご来場あるいはご視聴くださいました。 ここでは下記の2名を除く方々のご紹介は差し控えさせていただきますがとても嬉しかったです。本当にありがとうございました。 お客様のお一人で、 ボクの神戸東灘の本山中学の同級生T・Yさん が来てくださっていて、もうめちゃくちゃ嬉しかったです。 都内在住の彼女は人々のために様々なお仕事をされておられますが、プロデューサー業もお仕事の一つかと感じました。 ボクのマネージャーの鈴木さんと中学の時、同じクラスだったとのことで、これから様々なアドバイスがいただければ嬉しいです。 また、視聴してくださったお客様の中には、 壮絶な人生を歩まれてきた中、さまざまな方々のサポートをされているT・Jさん がいらっしゃいました。 彼女のことは、YouTubeの「街録チャンネル」で初めて拝見し、ボクはとても尊敬している方なのです。 これを機会にFacebookでお友達申請しましたところ、 そのお返事の中に 「私もあきひろお兄さんも必死で生き直しております。」 という一節がありました。 ぼくはその文章に触れた途端に涙が溢れました。 「必死で生き直す」・・・。凄い言葉です。。 彼らは周りには「必死」であることを決して見せません。 だけど、修羅場をくぐり抜けて、そして、生き直すのは並大抵ではないのですよ。 ボクは杉田の身近な人間の一人として、そのことはあらためて理解しようと強く胸に刻みました。 ボクは杉田とどちらかが死ぬまで「The NEO」を続けるにあたり、 「必死で生き直す」という

ぼちぼち東京へ向かうよ〜

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16日(土)と17日(日)の2日間の東京でのライブ。 それぞれライブの主旨と内容は異なりますが、 主旨以上に重要な一貫したテーマは、 「ロシアのウクライナ侵攻とジェノサイドへの抗議」の意志を音楽で伝えることになろうかと思います。 音楽でのみ伝えるため、 セットリスト(曲目・曲順など)はとても重要です。 今夜のリハでさらにブラッシュアップします。 ぼちぼち東京に向かって出発します。 ライブの成功をどうか支えてください。 またお応援のコメントなど、よろしくお願い申し上げます。 m(_ _)m できるだけこまめにブログアップしますね~!

久しぶりの東京、そしてヨモヤマ噺

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明日、養老診療所の午前診療が終わりしだい、車で京都駅に向かい、 京都駅から新幹線で東京に向かいます。 本当に久しぶりの東京なので、新幹線に乗ること自体、ワクワク〜。爆! 東京に着きしだいリハーサルをコッテリ。 16日(土)は 南青山マンダラで「The NEO」の旗揚げライブ。 17日(日)は 東京倶楽部水道橋店で「東京ジャズツアー」と銘打ったライブです。 今夜もギリギリまで、セットリストやアレンジの調整をやっています。 できるだけリハーサルが円滑にいくように、 小さな情報でもリハまでに共有します。 リハーサルについてですが、 ホールやそこそこの規模の小屋の場合は、 別日にリハーサルをすることが大切ですね。 で、当日は、サウンドチェックだけ。 ジャズ系の場合、 リハーサルをしないことが 「カッコいい」と勘違いしてる方を時々見かけます。笑  ただ、お店系の日常的なお仕事は、リハをするどころか、 本番中に、シンガーから譜面を渡されたりすることもしばしばですね。 まー、これはこれで仕方ないですね。爆 ただ、この方式を、自分主催のライブでやっちゃう人もいて、 「音楽とお客様を冒涜」 してるなー、って思ってしまいます。笑  しかし、リハをやろうにも、シンガーの人は特に、 音楽作りをリードして、 ミュージシャンを動かすなんてことは考えも及ばないし、 多くの方々はその能力を持っていらっしゃらないと感じます。 ミュージシャンは、 そういうシンガーから仕事をもらうことが多いので、 黙って良い演奏をして、涙ぐましいサポートをすることだけを 考えてるようです。 ひと昔ふた昔前と比べると、 シンガーとミュージシャンの立場が逆になっちゃってるからね〜。。笑 ニューヨーク在住のあるミュージシャンから聞いたお話です。 歌は声を出せば「歌」になる。ドラムは叩けば「音」が出る。 感性やセンスだけでもやっていける。 しかし、加えてしっかり「音楽」の勉強をすれば、鬼に金棒です。 そして、 ニューヨークのある有名なアメリカ人ドラマーが歌伴をするときの会話。 ドラマー「俺、この曲、叩けないわ。」 他のメンバー「え〜!?なんでや!?こんなんめちゃ普通の歌もんやで。」 ドラマー「だって、歌詞知らないもん。」 他のメンバー「ドヒャー!」 これも凄い逸話やなー、って思いました。 この話を聞いてから、 ぼくもできるだけ

あっという間の20年

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2003年8月ごろでしたでしょうか。ボクの45歳目前の時に、旧知の アナウンサー増井孝子 さんから連絡があって「ラジオ番組を持たない!?」とのお誘いを受けました。 とてもびっくりしましたが、番組のタイトルが 「さくらFM音楽室」 で、毎週水曜日に異なるアーティストが独立した番組をもつという趣旨でしたので、やらせていただくことにしました。 第一水曜日がジャズシンガーのキャンディー浅田さん、第二水曜日がボク、第三水曜日がカントリーシンガーの稲葉和裕さん、第四水曜日がアカペラグループのダイナマイトしゃかりきサーカスさん、第五水曜日が元宝塚の明日香都さんという布陣でスタートしたのです。 ディレクターは平松宏次郎さんで業界の大ベテラン。 言葉は多くありませんが、的確なアドバイスをいつもいただきました。ラジオパーソナリティーとしてのボクは、平松さんに育てていただいたと言っても過言ではありません。 ボクの番組は 「金谷康佑のJazzy Square」 というタイトルにしました。 今年の9月から20年目に突入します。 歳もとるわけですね。笑  さて、 さくらFMは98年3月に開局し、まもなく25年が経とうとしています。 阪神・淡路大震災の直後に、西宮北口の当時のボクの事務所から徒歩1分の所に災害ミニFMラジオ局としてスタートして、紆余曲折があったみたいですが、今、とても素晴らしい企業となっています。 社員の皆さんは、中堅どころの年齢の方々で、知識が豊富で、技術も高く、バイタリティーに溢れています。 そして、たくさんいらっしゃるパーソナリティーの方々も、個性的で、MCとしての技術も高い方々ばかりです。 このブログの読者の皆様、さくらFMをぜひご聴取くださいね。 さてさて、 今月の 「金谷康佑のJazzy Square」は13日(水)の夜8時からです。 西宮のさくらFMスタジオから生放送でお届けいたします。 東京での「The NEO」の旗揚げライブを目前に控え、 今月は「杉田あきひろ」と「The Trio Empathy」の特集で、 過去のコンサートの音源をたくさんかけたいと思います。 ロシアのウクライナ侵攻が長引き、泥沼化の様相を呈しています。 杉田あきひろの反戦の歌も織り交ぜています。 ▶︎そしてお便りのお題は! 1)戦争と平和(先月に引き続き) 2)東京ライブ、めちゃ楽しみです〜

コロナと戦争とアーティスト〜その3〜 

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三日間のシリーズの最終夜です。 二日間にわたって コロナ禍において芸術家の本性が現れたお話をしました。 今夜は「戦争とミュージシャン」について述べたいと思います。 今、ロシアのウクライナ侵攻によってウクライナ始め、世界中が大変なことになっています。 多くの芸術家・アーティスト・ミュージシャン・芸能人・ユーチューバー・インフルエンサーが、まるで出さなきゃいけないもののように、あるいはめちゃくちゃ背伸びして「声明」を出しています。 声明を出した人については、もうアホくさくて具体例は出しません。 (もちろん一般の皆さんは、声明を出しても問題を感じません。) ボクがこの手のことで、最初に違和感を持ったのは、 1990年〜91年湾岸戦争時の「 坂本龍一 」さんに対してです。 「いかなる戦争にも反対」という声明を出し、湾岸戦争反対に乗じて、戦争反対の主張など微塵もないアルバムを発売したり。 「えーっ!声明なんて出すんや!なんで??」と素朴に驚きました。 ボクが薫陶を受け、師と仰ぐF氏は、生前、坂本さんのことをかなり痛烈に批判されていました。 それを聞いた時は、正直、ピンと来なかったのですが、坂本さんを知れば知るほどF氏のおっしゃったことが腑に落ちてきました。 それは 「彼には音楽の才能はない」「商業第一主義だ」というものでした。 「戦争」→「声明」→「他のアーティストとは違う一段高いポジションに見せる」→「アルバム発売」 という、えげつないビジネスモデルを作ったんですねえ。 ボクも含めてミュージシャンは生きていくために、自分の創る、あるいは奏でる音楽をお金に換えることによって生計を立てているわけですから商業はとても大切で、無料はあってはならないと思っています。 しかし、 売り方は選ばれなくてはなりません し、金額は常にフレキシブルでなくてはなりません。 (ちなみに、ぼくは「無料」(タダ)と「0円」(これは有料です)を区別しています。) 作品が、戦争や災害に対する考え方を表現しているのならそれは必要なことですが、作品が関連していないのならば、 戦争や災害に乗じてはいけない と思います。 ボクのこのシリーズの根底にある考え方は、 芸術家・アーティスト・ミュージシャン、それぞれは、それぞれの作品でのみ、その「思想」を表現するべきである 、というものです。 作品以外に「声明」のようなも

コロナと戦争とアーティスト〜その2〜

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3日間のシリーズの第2夜です。 今夜は、 兵庫県豊岡市を演劇の街にする!みたいなことをされてる「 平田オリザ 」さんがコロナ禍における舞台・演劇などに関して述べられている件です。 「平田オリザ炎上」で検索すればたくさん出てくると思いますが、 ここにご紹介するブログが、とても理性的で理論的ですので、ボクが下手な文章で述べるより的確ですし、本当に凄い文章ですから、ぜひ、じっくり読んでほしいです。 ▶︎ブログ「つれづれなるままに」 (記事) 若者の人生を食らい尽くす怪物〜平田オリザ発言に思う〜」 http://blog.livedoor.jp/brothertom/archives/82030758.html ボクが平田さんに怒りを感じたのは、 上記のブログを読んだからではなく直接本人がTVで言った言葉でした。 具体的でなくて申し訳ありませんが、その発言は、 元文化庁長官の宮田さんや星野源さんと同じく、 意見や声明は 「上から目線」で「慢心」に溢れていました。 また、 他業種を明らかに低く見ている彼の心根が透けて見えました。 彼は、劇作家や演劇人を標榜し、 日本国と日本人は「芸術・文化に理解がなく、お金を使わないこと」を批判し、演劇を必要以上に高い地位に置いているにも関わらず、無料興行が多く、若手にお金が回らない仕組みを作っています。 彼と宮田さんとの共通点は、 政治や行政に深く入り込んでいる ところです。 政治や行政に入り込みますと、情報が大量に集まります。 これが何を意味するのかはご想像にお任せしますが、 くれぐれも彼が、 私たちの汗の結晶である「税金」を使っていないことを祈ります。 彼のように「アーティストの魂」を忘れてしまうことほど 悲しく見苦しいものはありません。 そして彼に芸術を語る資格はないように思います。 コロナ禍で本性を現してしまった人の一人ですね。残念。 三日目の明日は、戦争とアーティストについてです。

コロナと戦争とアーティスト〜その1〜 

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今夜から3日間のシリーズです。 もう3年目に突入している新型コロナウイルス、 そして最近のロシアのウクライナ侵攻ですが、 このような非常時に、芸術家・アーティストが 「何を考え」「何を思い」「何をするのか」 「何を言うのか」「何を発信するのか」 は、とても大切で注目されるべきことだと思っています。 そしてその内容で、 芸術家・アーティストの「 本性 」を感じ取ることができると思っています。 コロナについては、当初、コンサートやライブやイベントの中止が、文化・芸術・演劇・音楽界に衝撃を与えました。 そんな時、これらの各界の様々な「声明」や「意見」を出されたのを覚えています。 今夜のブログでは、 ボクが残念に思っている方々について書きたいと思います。 ▶︎まず、コロナ自粛が始まって、 ボクが最初にブチ切れたのは 「星野源」さん に対してです。 皆さんもよくご存知の通り、 「うちで踊ろう」 と言う楽曲を作られました。 様々なアーティストが様々なアレンジをして演奏して、それをユーチューブに流すという企画でした。 著作権フリーにされて、メジャーから無名まで、どなた様でも無断で好き勝手に演奏してもいいはずの企画 だったのですが、当時の安倍首相がこの企画に乗ってアップされた時に、星野さんはインスタグラムに 「ひとつだけ。 安倍晋三さんが上げられた“うちで踊ろう”の動画ですが、 これまで 様々な動画をアップして下さっている沢山の皆さんと同じ様に、 僕自身にも所属事務所にも 事前連絡や確認は事後も含めて一切ありません 」 という記事をアップされたのです。 今までNHKのライフや映画などで大好きだった星野さんでしたが、この記事で彼の慢心に嫌気がさし、一転、大嫌いなタレントさんになってしまいました。残念! また「うちで踊ろう」をアレンジしてこの企画に安易に乗っかったメジャーアーティスト(一般の方々は別ですよ〜、笑)も、ボクは軽蔑します。 ▶︎そして次にご紹介するのは、 当時の 文化庁長官の「宮田亮平さん」 (元東京藝大学長)です。 このお方は、市井には、名もなく貧しく必死で頑張ってるアーティストが存在していることをたぶん知らないのでしょう。 彼が文化庁長官名で発出した声明を読んで、 ボクは、 ワナワナと身体中の「汗腺」が開いて「怒り」が込み上げてくる のを感じました。 以下は抜粋です。